院長コラム

麒麟が来た

2020年11月13日

川西の保健センターで行われた漢方医学のリモート講演会「こころと漢方」に参加しました。講師の岡留美子先生(精神科医)は、東大の文学部と阪大の医学部の両方をご卒業された才媛で、医学の知識は言うに及ばず、その幅広い教養はさすが、と言うほかありません。精神科でよく使う漢方、約10種類について、それぞれの違いを判りやすく解説頂きました。一方で、心に病のある様々な年齢層の患者様に寄り添い、その生育環境や社会環境、ご家庭の事情なども考慮して、長い目で根気よく治療されている様子には頭が下がる思いでした。更年期障害の患者様は、ホルモン補充で身体症状(発汗やホットフラッシュなど)はよくなりますが そのバックグラウンド(精神症状や環境面)にも目をむけないと完治は難しいものです。当院ではホルモン療法に加えて、漢方療法や運動療法などを積極的に取り入れる事でストレスを減らし、少しでも前向きな方向で生活して頂いたらと思いながら診療しています。もともと未病を癒す漢方には興味がありましたが、開業をしてからは女性向けの漢方について学ぶ事が多くなり、今では診療の柱の一つになっています。

NHKの歴史秘話ヒストリアで、今年の大河ドラマの主人公である明智光秀の特集がありました。信長に使える前に近江で漢方医をしていた光秀は、今で言う外科や産科の仕事も引き受けていたと言う事です。光秀の残した処方録には、女性向けの調剤レシピが多くあったそうです。主君殺しや三日天下で何かと評判の悪い光秀ですが、丹波や越前の領民からは案外慕われていた事も判りました。(日本史ではよくあるのですが、実直な現場主義者は、狡猾な為政者から汚名を着せられる事が多いようですね。)患者目線で性差を考慮した診療に当たっていた若き日の光秀に親近感を感じた番組でした。

コラム一覧

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潮目はかわるのか。

兵庫県川西市 婦人科 レディースクリニックかとう

〒666-0014 兵庫県川西市小戸1丁目7-13

Tel.072-764-6306

  • 阪急「川西能勢口」駅
    東改札を出て11番出口方向 徒歩1分

診療時間

休診… 火曜午後、木曜午後、土曜午後、日曜、祝日

診療は予約優先で行いますので、
できるだけ前日までにご予約ください。

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