院長コラム
色彩の世界
2022年07月29日
女性は色彩に敏感で、男性よりたくさんの色を見分ける事が出来ると云われています。いろいろな色を作り出そうとして、パレットの上で色を混ぜると、だんだんと色彩は落ちて、最後は黒になります。(例えば、赤、黄、青の三原色は、二つを混ぜると、橙、緑、紫になりますが、三つ混ぜると黒になります。)印象派の巨匠のモネは、補色(混ぜると黒になる緑と赤など)を小さな点にしてキャンパスに配置し、お互いの色彩が輝き合うような美しい睡蓮の池を描きました。同じ色を混ぜる場合でも、光線は少し違います。モニター上のRGB(赤緑青)の光は、混じると白くなります。PCなどのモニターは ちいさな光の点のパターンを印象派の絵のようにちりばめて美しいカラー映像を作る訳です。
5月の連休に、能勢の里を尋ねたおり、ふと立ち寄ったカフェで、若い女性のガラス作家さんが個展を開いておられました。女性らしいアクセサリーや指輪などの他に、花瓶や壷などの実用的な造形もあります。ガラスのイヤリングの深い赤色があまりに奇麗だったので、見とれているとお声をかけてもらうことが出来ました。「この深い臙脂色はすてきですね。レディースクリニックをしているのですが、そこのイメージカラーも臙脂色なのですよ。」というと「そうでしたか。自宅でガラス細工をしているのですが、なかなか気に入った色が出なくてーー」と謙遜されています。「そんなことはありませんよ。この臙脂色は、宝石のガーネットと見紛うばかりだ。」「それじゃ。こっちの花瓶をみてもらえませんか。モネの睡蓮をイメージして、いくつか作ってみたのですがいかがでしょう。」みると壁際の展示スペースに いろいろな形のガラスの花瓶が置いてある。ガラス細工が窓際の光を通して、鮮やかに輝いています。「これは奇麗だ。クリニックのリラクゼーションルームにぴったりですよ。」作家さんおすすめの三点の花瓶を購入し、クリニックの多目的スペースに飾ってみると、そこだけ睡蓮が咲いたように見えました。(glass Artist mikkeさんのインスタグラム参照)
手おりの鍋島緞通の上に飾ったmikkeさんの花瓶
〒666-0014 兵庫県川西市小戸1丁目7-13
- 阪急「川西能勢口」駅
東改札を出て11番出口方向 徒歩1分
休診… 火曜午後、木曜午後、土曜午後、日曜、祝日
受付終了時間は診療終了時刻の15分前となります。
診療は予約優先で行いますので、
できるだけ前日までにご予約ください。
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