院長コラム
りくりゅうペア涙の金メダル
2026年02月21日
現在、イタリア北部で、ミラノとコルティナ冬季オリンピックが行われています。若い日本の選手たちは、地球の裏側の異国の環境の変化に臆することもなく、いろいろな競技で大活躍してくれています。冬季オリンピックの日本人メダリストの第1号は、今からはるか70年前、1956年のコルチナ・ダンペッツオ大会(イタリア)にスキー競技に出場した猪谷千春選手でした。並いる欧米の選手を抑え、回転でみごと銀メダルを獲得しました。私たちの世代が冬季オリンピックというものを、身近に感じたのは、1972年の第11回札幌オリンピックでした。我が国ではまだスキー場も少なく、ようやくスケートリンクが普及し始めた頃であったと思います。この時、スキージャンプ 70m 級の笠谷幸生選手が、我が国に冬季オリンピック初の金メダルをもたらしました。この競技では、銀と銅も日本選手が独占し「日の丸飛行隊」と呼ばれて、日本中を熱狂の渦に巻き込んだことを記憶されている方もいらっしゃることでしょう。

日本で2回目の開催となる1998年の長野オリンピック。日本選手は、金5銀1銅4という最多の10個のメダルを獲得しました。しかし、その後の21世紀の日本は、バブル崩壊の余で長く暗い不況のトンネルに入りました。それは、ウインタースポーツの世界にも如実に現れます。2006年のミラノオリンピック(イタリア)では、日本はメダルなしに終わる瀬戸際でした。クライマックスの女子フィギュアに出場した荒川静香選手が金メダルを獲得し、日本は面目を保ちました。ケルト民謡「you raised me up」の壮麗な伴奏にのせて、リンク上に華麗に舞う静香さんのイナバウアーは、20年たってなお記憶に新しいところです。その後の、平昌(韓国)や北京(中国)の大会では、アジア勢が躍進し、日本も多数のメダルを獲得しました。
高市内閣の誕生で、失われた30年に光が差し込んだ今回のオリンピック。開催国のイタリアは、高市さんの盟友メローニ首相の母国です。日本選手団は、すでに前回の北京オリンピックのメダル18個を上回るメダルを獲得しています。そんな中で、最も金メダルが期待されたフィギュアのりくりゅうペアは、規定で5位に終わり、メダルさえ微妙な形成になりました。しかし、それに続く自由演技で見事に立ち直り、世界歴代最高の158.13点をマークし、金メダルを獲得。日本中が感動の渦に巻き込まれました。夏冬をを通じて、男女が同じ条件でメダルを争うのは、馬術かテニスの混合ダブルスくらいではないでしょうか。特に芸術点をきそうペアのフィギュアスケートでの金メダルは、本当の意味での男女協賛社会の賜物だと思います。素晴らしい日本の若者に幸在らんことを。

共同通信のこの写真を見ると、目頭が熱くなる。ちょっとテーマは違うが、かつてイタリアで見たミケランジェロのピエタ像を思い出した。
コラム一覧
2026年02月14日
2026年02月06日
2026年01月16日
2025年12月26日
2025年12月09日
2025年12月09日
2025年11月04日
2025年10月17日
2025年10月09日
〒666-0014 兵庫県川西市小戸1丁目7-13

- 阪急「川西能勢口」駅
東改札を出て11番出口方向 徒歩1分

休診… 火曜午後、木曜午後、土曜午後、日曜、祝日
受付終了時間は診療終了時刻の15分前となります。
診療は予約優先で行いますので、
できるだけ前日までにご予約ください。
CLINIC INFO
診療時間

休診… 火曜午後、木曜午後、土曜午後、日曜、祝日
受付終了時間は診療終了時刻の15分前となります。
診療は予約優先で行いますので、
できるだけ前日までにご予約ください。
〒666-0014
兵庫県川西市小戸1丁目7-13
- 阪急「川西能勢口」駅
東改札を出て11番出口方向 徒歩1分
診療は予約優先です。
お電話でご予約ください。





