2020年06月11日

昨年６月、亡父の産院の一部を改装してレディースクリニックを開業し丸１年が経ちました。開業当初は、勤務医時代の患者様に（遠方にもかかわらず）たくさん受診して頂きました。最近は少しずつ地元の患者様にもお越し頂けるようになっています。こうして無事に１周年を迎える事ができましたのは、お越し頂いたすべての患者様、ご支援頂いた医療関係者の皆様、そしてクリニックを支えてくれたスタッフの皆や家人のおかげと心より感謝しております。

クリニックのモットーとして、受診して頂いた患者様には全員に少しでも前向きな気持ちでお帰り頂けるよう心がけています。病院に行って長時間待って薬はもらったものの何を話したかほとんど覚えていない、なんでこの薬を飲んでいるのか判らない、長時間待って疲れてしまった――などという本末転倒な医療だけは避けたいと思ってきました。なじみの美容室にいって疲れて帰ってくるなんて事はないでしょう。病院と美容院は一字違いなのですし、当院は美容院と同じように癒しの存在でありたいと思っています。

嬉しい誤算は、初めて婦人科を受診される若い患者さんが予想より多かった事です。私の対応一つで産婦人科へのイメージが出来上がってしまうかも、と思うと責任重大です。若い患者さんには、仕事や勉強の事、趣味やスポーツの事などの雑談を交えて、特に気軽に話して頂ける雰囲気を作るように心がけています。実際には、こちらが世の中のトレンドを教えてもらっている、、なんて事も多いのです。。。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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