2020年01月17日

阪神淡路地域に壊滅的な被害をもたらした大震災から四半世紀の歳月がながれました。当時を知らない若い人たちも増えて、震災の記憶は自分の中でも遥かにかすんでいます。
あの日の朝、当時勤務していた関西ろうさい病院で新しい命が誕生しました。電気も水道もとぎれ、懐中電灯で照らされながら生まれ、非常電源でわかしたお湯で産湯につかった新しい希望の命。その子も、もう２５歳—-次の世代に命のバトンを継いでいけるような年齢に達したのかと思うと、感慨深いものがあります。震災でなくなられたすべての方のご冥福をお祈りしつつ、一人でもたくさんの方が大事な命のバトンを引き継いでいけますように。

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